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山がそこにあったから


4年前の3月10日、

私は八ケ岳北西の東御市から
八ケ岳南西の原村に引っ越しました。

翌11日、震災のあった時間は
引っ越しで出たゴミをクリーン
センターの所定の場所に次々と
投げ込む作業をしていたので、
揺れにはまったく気づかず。。。

手続きのために事務所に戻ったら
係の方が心配そうに
「大丈夫でしたか?」と
声をかけてくれて、大変なことが
起きたと知ったのでした。

その後しばらくはテレビもネットも
つながらない状態で、当時は
携帯もまだガラケーだったので、
情報難民となってしまいました。

心配していた原発のことも友人からの
メールで知り、心底動揺しました。

「本当に現実になってしまった・・」


でも、数日たった朝のこと。

犬の散歩をしているときにふと
見上げると、そこにはどっしりと
八ケ岳そして南アルプスが
そびえ立っていました。

頂きにはまだ雪が残る山肌が
朝日で真っ赤に染まっていく。

毎日繰り返される光景だけれど、
はるか何万年も続いている光景
でもある。

そう、ずっとずっと
地球の胎動を見つめてきた山々。

そしてハッと気づきました。

そうだ。現地の方が一番大変なのに
はるか離れた自分がこんなに動揺して
どうする。この山々のように、何が
あっても変わらぬ心で、静かに祈り
続けるのが唯一私にできることだ。



山を見たらそれをいつも思い出します。
東京にいても、目を閉じれば山の
姿が目に浮かびます。

これからも、それは生涯変わらない。

山がそこにある限り、わたしは
3.11を忘れることは決してありません。











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by pikabo | 2015-03-12 22:20 | ノート
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